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【Vol.71】

体内時計の大切さ

· トレーニング

トレーナーの新海です。

本日は、体内時計を整えて得られる効果をお伝えします!

人間の体内時計は24.5時間の周期で動いています。

これを一日24時間の周期に合わせるために、光と食事の刺激が体内時計を日々リセットしています。

脳にある主時計は、目を通して入ってきた朝の光を受けて「朝になった!」と認識すると、一日の体内時計がリセットされて時計が進み始めます。

それに対し臓器などにある副時計が、明暗に関係なく朝食などの食事の時間帯によって動き出します。

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例えば、朝8時に起きて夜23時すぎに明かりを消して眠るという同じ条件下で、食事の時間を変えてみます。

A:8時・13時・18時に食事を摂取する場合

B:後ろへ5時間ずらして、13時・18時・23時に食事を摂取する場合

 

この実験データでは、Aは主時計と副時計は同じリズムで一日を刻みますが、Bの場合は主時計は起床時から動き始めるのに対し、副時計は後ろに数時間ずれて活動リズムを刻みます。

これは、臓器などの抹消組織がバラバラに動き、体の中で時差ぼけが起きている状態です。

こうして体内時計が不調になると、体調不良や病気を招くことになるのです。

このことから、『いかに体内時計を正常に動かす=規則正しい生活をする』ということが、

体調不良や病気にならない為の基礎的なことになっていることがわかりますよね!

次回のコラムでは、

体内時計をきちんとリセットさせるためには「いつ食べるか」が重要になります。

その「いつ食べるか」についてお話ししていきたいと思います。

コンディショニングトレーナー/新海杏奈